• 社会貢献・NPO活動
  • 資格を生かして働く

フリーの保健師としてセルフケアの大切さを伝える

柏田 ひろみさん
保健師

綾町

チャレンジの概要

楽しいことが大好きなフリーランスの保健師。「うれしい、楽しい、気持ちいい!」をキーワードに、セルフケアの大切さを発信しています。
著書に「シアワセノタネマコウ~布ナプキンという選択~」(新日本文芸協会)

  • 看護師、保健師の国家資格取得 
  • 地域の保健師として市町村で働く 
  • 経験や出逢いの中で、セルフケアをテーマに活動したいと思い、2003年よりフリーランスでの活動をはじめる 
  • 2011年11月〜2012年5月まで宮崎日日新聞のヘルス欄にて週一回のコラム執筆 
  • 布ナプキンのワークショップや講演会などを通じてセルフケアのきっかけづくりを行っている 

チャレンジのきっかけ

保健師として働く中で、また子育ての中で、セルフケアの大切さを身をもって経験しました。自らの心身に意識を向け、まずは自分自身を大切に扱い、満たすことではじまる素敵な循環のきっかけづくりをしたい、とフリーランスとしての活動を始めました。

これまでの取り組み

自身もストレスで体を壊したことがあり、心と体の調和が重要であることを実感しました。また子どもさんが化学物質に過敏に反応する体質だったことで、日常に使うものが体に及ぼす影響の大きさを知りました。

たとえば布ナプキン(洗って使う布製のナプキン)を通してセルフケアのきっかけづくりをすること。布ナプキンの話はもちろん、体のこと、心のこと、セルフケアのこと…時にはそれぞれに抱えていることをシェアしあい、涙を流したり笑い声が溢れたり、と皆さんで深い時間を共有しています。

2009年に発足した「宮崎布なぷ母の会」の顧問として小中学校に出向き、子どもたちに布ナプキンを伝えたり、”生まれてくれてありがとう、あなたは大切な存在ですよ”というメッセージを伝える活動に力をいれています。保護者の方の協力のもと、こどもたちに手作りの布ナプキンをプレゼントさせて頂いた人数は1000人を超えました。

また「ケアする人のケア」ということにも力を入れており、2014年から児童養護施設の職員さん向けに、定期的にメディカルヨガを取り入れたセルフケアクラスを実施しています。

現在は看護大学の地域貢献等研究推進事業の事務局としても活動、様々な企画運営に携わっています。

これからのビジョン

「『嬉しい』『楽しい』『気持ちいい』をキーワードに既成概念にとらわれず、色々な方とつながりながら細く長く活動を続けていきたい。そして焦らず歩くように、丁寧に生きていきたい。」
 これまでの様々な出逢いの中で頂いたギフトを発信すべく、2冊目の本にチャレンジしています。
これから日本だけでなく、世界の人々とも交流していきたくこの夏はドイツでのワークショップを計画中です。

一言メッセージ

ガンジーは「みたいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい」と言いました。
まずは自分にたくさん優しさや思いやりを注ぎ、私の中で平和で愛に満ちた世界を実現したいと思います。ご一緒に、いかがですか。

保健師