女性へのあらゆる暴力の問題をより広く発信暴力のない社会をつくりたい ジェンダー平等の社会の実現を!
財津 三千代さん面談可宮崎市
ドメスティック・バイオレンス(DV)被害者の相談や自立支援活動と同時に、女性に対するあらゆる暴力の問題をなくすことを目指し、法改正のための提言や若年層の暴力未然防止のための取組など幅広く活動を続けています。
DVは身体的、精神的、社会的、性的暴力等で相手の人間としての尊厳をずたずたに踏みにじり生きる力を奪う人権侵害です。
暴力のある家庭で育つ子どもの心身の成長に、重篤な影響を残します。
4人に1人がパートナーから何らかの暴力を受けている国の調査から、DVは公衆衛上の健康問題と言えます。
今、宮崎のDVを取り巻く問題として若年女性・子どもへのアプローチが不十分だという現状があります。
宮崎の10代、20代の女性たちが遠く県外の相談窓口に「死にたい、消えたい、
誰にも話せない」とクライシスコールを架けている現状があります。一刻も早く
地元宮崎でのスピーディな直接支援が求められています。
支援に繋がるためにはSNSを駆使した相談体制とスキルを持った次世代の人
材育成が喫緊の課題です。
これまで支えてくださった皆様への感謝の思いとこれまで出会った当事者のお
一人お一人の声を原動力に新しいステージ・一般社団法人ハートスペース
みやざきを起ち上げました。
誰1人として暴力をふるわれていいひとはいない!という思いで平成11年3人の仲間とDVについての勉強会を立ち上げ、20年間DV被害者支援に民間の立場で取り組んできました。
典型的な家父長制の意識の強い父からの抑圧に苦しみながらも仕事を続け、自分らしく生きることを貫き通した母親、そしてDVで追い詰められた親友の死を通して、不対等な関係に疑問を抱えていました。母の苦渋にゆがんだ表情が今も心の底にあります。振り返ると私の周りに常にDVという暴力がありました。教職を退職後、子育て中は自分が見えず生きづらさの嵐が心の中を吹き荒れていました。宮崎市の「女性によるまちづくり提言講座」で初めて「ジェンダー」という言葉を知り、女性であるがゆえの差別が生活のあらゆる場面にある事を実感したことが私の活動の始まりでした。
DV被害者の相談や自立支援と同時に、DV・セクハラ・レイプなど女性へのあらゆる暴力の問題をより広く県内に啓発・発信します。また女性のエンパワメント、若い世代のジェンダー教育・非暴力教育、法や制度の改正への提言活動に取り組んでいきます。
あなたのやりたいことをあきらめないで、声を出して、SOSを出して、仲間がきっといるはず。一人一人が自分はどう生きたいか、自分の生き方を自分で選び取れる社会を私たちと一緒につくっていきましょう!
私たちが目指すこれからの支援(一緒に考える、一緒に行動し、一緒に成長する)
困りごとに対してその方に寄り添い「その人が自らこれからの選択ができる」まで、一緒に考える。
相談者の必要な支援先や代理手続きなど、不安な気持ちを少しでも軽減できるよう、一緒に行動する。
相談者も支援者も問題を乗り越えることで、一緒に成長する。
若年女性向け単身用シェルター
もやもや、この違和感はなんだろう・・
つらい、さみしい、誰かとつながりたい・・
不安な気持ちを聴いてほしい
自分でルールを決めて自立の道筋を見つけ 自分の人生を生きよう!
一般社団法人 ハートスペースみやざき
問い合わせ 0985-41-8322 E-mail:hs-miyazaki111@kind.ocn.ne.jp
この方と直接会って、経験談やアドバイスを聞くことができます。