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ジェンダー平等・一人ひとりが尊重された希望と安心社会       ~学び 暮らし はたらくことの尊さを~

中川 育江さん面談可
日本労働組合総連合宮崎県連合会(連合宮崎) 顧問

美しい花々が早春の延岡を彩る「延岡花物語」山、川、海の新鮮な食材。延岡市出身です。
小学校では、陸上、水泳、中学校、高校、実業団では、ソフトボールに全力投球。スポーツの魅力、勝負の厳しさ、あたたかな真心を経験し学びました。
延岡市、大阪市、宮﨑市で働き、生活を経験しながら、たくさんの方々との出会いがかけがえのない財産です。故郷、延岡市シンボル花「カンナ」花言葉は、「情熱」「快活」「尊敬」。一期一会を大事に、笑顔あふれる未来へ働きやすい職場・暮らしやすい社会にむけて1歩、1歩前進していく努力を重ねていきます。

現在の仕事に就いたきっかけを教えてください。

1977年3月に延岡学園高等学校(ソフトボールスポーツ特待生)を卒業し、旭化成株式会社へ入社。1979年10月に行われた宮崎国体優勝後、1992年2月に旭化成長浜労働組合へ専従書記として出向。ゼンセン同盟宮崎県支部(現在はUAゼンセン宮崎県支部)女性委員会委員長となり、連合宮崎女性委員会に参画したことが、連合宮崎の存在を初めて知ったきっかけです。延岡市で働き、生活していましたので、毎月1回の宮崎での会議は、公務部門、中小企業、学校の先生方、女性の皆さんとお会いして、色々な活動を企画していくことがとても楽しく嬉しい時間でした。当時は男女雇用機会均等法改正、特に女性深夜業の撤廃等が法律改正の大きな山場でした。労働基準法、労働安全衛生法等の法律を勉強できたこと等が、当時の旭化成総合職試験にチヤレンジしていくうえで、連合宮崎、ゼンセン同盟女性委員会の活動の貴重な経験が活かされました。
2000年10月~2002年10月には、大阪転勤となり、ゼンセン総合化学繊維部会の専従常任勤務。初めての宮崎県外での勤務は、改めて宮崎の良さ、自然の素晴らしさ、食べ物のおいしさ等を感じることができました。連合大阪執行委員、連合大阪女性委員会に参画できたこと、大阪勤務の時に出会った方々とは、かけがえのないであいとなり、宮﨑に戻った今も親交を深めています。

  • 1977年延岡学園高等卒業
  • 1977年3月旭化成株式会社入社(延岡市勤務)
  • 1992年2月~1997年10月
  •  旭化成長浜労働組合専従書記(延岡市在住勤務)
  • 1997年11月~2000年9月
  • ゼンセン同盟(現在のUAゼンセン)九州ブロック女性委員長、ゼンセン同盟宮崎県支部女性委員長、ゼンセン同盟宮崎県支部常任委員会副議長、連合宮崎女性委員会委員長、連合宮崎執行委員を歴任(宮崎市在住勤務)
  • 2000年10月ゼンセン化学総合繊維部会(現在のUAゼンセン)常任役員として大阪専従(大阪在住勤務)
  • 2001年9月 連合大阪執行委員
  • 2002年11月 連合宮崎初の女性執行役員として連合宮崎副事務長就任
  • (初めての九州8県での女性専従役員)
  • 2013年10月 連合宮崎事務局長就任、当時全国47都道府県にある地方連合会で唯一の女性事務長
  • 2017年4月 厚生労働省労働政策審議会委員就任(47地方連合会として初の労働側委員選出)
  • 2017年10月 連合宮崎会長就任(連合結成初の女性会長)
  • 2023年10月 連合宮崎顧問就任(連合宮崎初の女性顧問就任)
  • 2002年11月以降、宮崎市在住勤務現在に至る。

これまでの取り組み

1.ジエンダー平等をはじめとして、一人ひとりが尊重された「真の多様性」が根付く職場・社会の実現に向けての取り組み
  *3.8国際女性デー街頭アピール、毎年、宮﨑労働局、宮崎県、26市町村へ男女共同参画・ジエンダー平等への取り組みを要請し、意見交換を行っています。
2.すべての働く方々の仲間を守り、雇用の維持・向上の取り組み
 *なんでも労働相談ホットライン常時開設。
3.自然災害時の被災地応援、街頭カンパの取り組み
 *被災地への応援、街頭、職場でのカンパ活動
4.食とみどり水を守る活動の取り組み
 *国富町のたんぼをお借りして、田植え、稲刈り、マリ共和国へのお米発送、一ッ葉森林の森伐採作業等、組合員さん、ご家族のみなさまも参加されています。
4.人財育成の取り組み
・2017年~2023年までの6年間、宮崎大学、宮崎公立大学において、「労働・雇用リテラシー講座」を連合宮崎に事務局を置き開設しました。15講義・15人の講師を招聘して、大学生の方々に社会人として働くうえでのワーク・ルールや、女性・男性の経営者のキャリア、弁護士等を講師に迎え、大学生からはアルバイトをしているが大変役に立ちます。社会人となり働く時に役に立つ資料で嬉しい。大学の講義では受けることができない講義で有意義だ。という感想が寄せられ、大変好評です。
5. すべての働く方々の労働条件の向上・職場環境の整備
 *春季生活闘争の取り組み
 *最低賃金改正にむけた取り組み

これからどんな展開を考えていますか。

誰もが安心して学び、働き、暮らしていくことができる社会の実現、笑顔あふれる未来に向けては、ひとり一人が尊重された真の多様性・男女共同参画社会の実現が大変重要です。人口減少・超少子高齢社会、地球温暖化、自然災害等先行きは不透明です。これからも、現場を大事に、何が問題・課題なのか、解決できる方法などをみなさまとともに顔をあわせ心をあわせ力をあわせて考え、願い、行動していきたいと思います。

これから社会に参画される女性の皆さんへのメッセージ

改正男女雇用機会均等法、女性活躍推進法等、育児・介護休業法、働き方改革関連法、労働安全衛生法等の法律が改正となっても、法律を知らないがゆえに、25年間勤務しているが年休を取得したことがない。健康診断を受けたことがない等、労働相談ホットラインでは寄せられています。困ったこと、つらかったこと、悩んでいることが起きた時には、相談できる機関は、みなさんのそばに存在しています。どうかひとりで悩まずに相談機関に相談してください。解決への扉は開きます。
「健康は第一の財宝なり」健康が一番です。楽しいこと、嬉しいこと、笑顔あふれる未来に向けて社会に参画されていくことをメンターの一員として、応援させていただきます。

日本労働組合総連合宮崎県連合会(連合宮崎)
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