福岡女学院短期大学卒業後、約７年間、福岡市内の一般企業に勤務していましたが、Uターンすることになり、縁があって医療事務職員として勤務することになりました。
医療事務について全く知識のない状態で入社し、健康保険の給付割合の意味やカルテについてなど、現場で覚えていったという感じです。一般企業から専門職の集まる医療機関へ転職したので、不安というよりは組織の在り方の違いに戸惑っていた気がします。

• 1998年2月　　医事課職員として入職、受付窓口や会計業務、保険請求業務等を経験
• 2005年1月　　医事課主任に就任、医事課の業務改善活動を積極的に行う
• 2007年1月　　医事課長に就任
• 2017年4月　　人事課長に就任、接遇向上委員長として院内講師も務める
• 2018年4月　　人事課長兼事務長補佐
• 2019年4月　　総合企画課長兼事務長補佐
• 2023年4月～　法人総務部長

法人内の全職種について、ハローワークや紹介会社とのやり取り、面接などの採用活動を行っています。それに伴い広報活動にも携わり、ホームページ、フェイスブックなどへの掲載内容のチェックと管理、院内外広報誌制作の進捗管理も行っています。
コロナ禍において、医療機関の人材不足は深刻さを増し、人材確保の重要性は以前にも増しています。今、必要な人材を確保することは言うまでもなく、将来的な展望で医療に携わる人材を育成する目的と、広く医療従事者の様々な職種を知っていただくために、西諸地域の学校のキャリア教育学習にも積極的に参加させていただいております。2023年度に総務部長を拝命し、地域における法人の使命を常に念頭に置き、人と人とのつながりを大事にしながら多角的な視点を養う努力をしています。

JAZZの映画を見て憧れ、未経験からアルトサックスを始めました。小林市民吹奏楽団に所属して20年が経ちました。週２回の練習は時々つらいこともありますが、みんなで作り上げていく音のすばらしさ、上達していることの実感、楽団仲間とのイベントが元気の源になっています。コロナ禍において活動が制限されましたが、また徐々にイベンドなど出演の機会も増え、音楽を愛する気持ちが戻ってきて嬉しく思っています。
また、健康管理・体力維持のためにエクササイズを続けており、週に10キロは走ることを目標としています。

数年前より、ＮＰＯ法人医師事務作業補助者協会 宮崎支部の世話人として活動しています。
現在は、県内８つの医療機関の実務者や管理者など、医療機関における経験や役割などが異なる多様な職員で構成されている団体です。聞きなれない団体名だと思いますが、医師の働き方改革においては非常に重要な役割を担う職種として位置づけられており、医療秘書・医師クラーク・メディカルアシスタント、ドクターズアシスタントなどなど、各医療機関でさまざまな呼称で活躍している事務職員です。当院でも医師クラークとして、医師をはじめとする専門職の補助的業務を担うスタッフを配置しています。
このような団体に所属することで、横つながりを活用した医療機関同士の情報交換、職種ならではの悩みを共有する、研修会に参加して専門的な知識を得る、モチベーションを上げるなど、人財育成に役立つための企画・運営を行っています。

正直に申し上げますと、好きなことややりたかったことを仕事にできなかった私ですが、今の職場に入って周りが見えるようになったころからおこがましくも「病院を良くしたい！どうしたらよくなるだろう」ということをいつも考えて仕事をしていました。そうするとやりたいことがぼんやりと見えてきて、ラッキーなことに気が付いたらやりがいのあることを仕事にしていました。病院で一緒に仕事をしている仲間から「ここでやりたいことが見つかった」と言われると本当に嬉しいですね。
池井病院の求める人物像の中には、「プライベートの充実」も入っています。プライベートが充実してこそ、仕事も充実すると思います。